今年第1回の日本茜染色講習行いました。

 朝から2名、昼から5名の方が参加され、日本茜染めの妙味を感じて頂きました。

自ら紡がれた木綿糸、絹の半襟、絹紡糸、リネン糸、それに未漂白Tシャツ8枚。

皆さん夫々持ち寄りされた、意味ありげな材料ばかり。

 染料は日本茜だけですが、それぞれの素材に応じて、色染め分けして染めていく。みなさん目を丸くして注目して染め色を眺めています😊

 先ずは、赤色の染め。所謂「緋色」や「茜色」に染めたい。と・・・絹紡から染めていく。

次には、リネン糸。これも赤色に染めていく。まずまずの満足を感じられたようです。😊

手紡された木綿糸。これも赤く染めて、その次には、そろそろ違った色の染めていく。

出てきました、絹の半襟です。それも都合よく3枚。日本茜の「黄色」、「赤色」、「橙色」と染めていくと、折角だからと、絹紡糸で「黄色」も染めていく・・・。

昼から来られた方々は、昭和11年生まれのお姉さんを筆頭に、鳩校OB先生方主体の5人組。

お持ちいただいたのは、生成の生地厚Tシャツ7枚+1枚を染め足していく。

 終了したのは1.5時間も超過した18時30分。初日にしては、目が回るハードな一日となりました。

 又、ギャラリーに陳列していた単語縮緬のアウター試作品も買って頂けたし、糸染めの注文までも頂けて、有り難くも有り、楽しんで頂けた一日となった事かなぁ・・・と思っています。

 美しく染まったそれぞれの色は、忙しすぎて、撮る暇なくて残念なことをしました( ノД`)シクシク…

コメント: 2
  • #2

    かさや儀平 杉本一郎 (月曜日, 29 6月 2020 19:36)

    コメントありがとうございます。精一杯やさせていただきました。染めのオーダーまで頂きまして嬉しい限りです。第2回目は、直ぐの7月2日ですので、今度はしっかり写真も撮りたいと思います�
    又、梅田さんところも、’灯台下暗し’意外とこんなものでしょうね。有る処には咲いているけれど、判定する知識が無かった!という事でしょうかネ。
    赤根の苗の販売も、今日10件目の注文を頂きました。遠くは、仙台まで送りまして、どんどん日本茜のネットが広がっていきます。嬉しい限りです。今後ともよろしくお願いいたします�

  • #1

    梅田正之 (月曜日, 29 6月 2020 15:41)

    無事開催、おめでとうございます。みなさん、きっと大満足の講習会であったことと思います。染め上がりの写真をぜひ見せていただきたかったところですが、次回のご報告を楽しみにしています。
     ちなみに、昨日自分の畑と隣の畑の境界線を草刈りしていて、日本茜の自生株を発見しました。これまで何年も草刈りをしていたところです。やはり、先週の「茜街道散策ツアー」に参加させていただけたことが大きかったです。ありがとうございました。