日本茜の色彩文化を再生します!


 

 

 

まぼろしに近い

「日本の茜」

魅せられて!

 

 

 茎は四角で棘があって節から4枚葉が生えてます。実は2枚は托葉ですが…。(6葉も生えているのは、あれっ?不思議!)

 

 本州以南で自生しているとはいえ、探そうとするとなかなか見つからなくて、見つけてもその「赤根」を掘り出すには至難の苦労が付きまといます。平坦な処には居なくって、大木の太い根の狭間で根を伸ばしたり、岩や石ころの多い斜面の片隅で岩に根を沿わせながら我慢強く生きている。だから、染織愛好家でも扱ったことが殆んど無いのが実情なんですね。

 

 あかねを漢字で書くと「茜」=西空の色を染める草。また別名では「赤根」=年を経るほどに根が赤くなり、煮出すと赤い色が滲み出すことから赤根とも表現します。

 

 万葉集に「あかねさす…」で始まる歌がたくさんありますが、

「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」額田王の歌が有名ですね。

 

 日本茜の色は、黄味がかった赤=太陽の色「日の丸」の赤=即ち『Japan Red』なんですね。

 

 日本茜の色は、歴史的文化史上非常に大事な色です。

この赤の復活を願ってこのホームページを綴っています。是非ご覧くだされ!


 

「日本茜の里」(izumiakanenosato.com)は、染織 かさや儀平代表 杉本一郎が発信しています。

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